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海外の研究では、乳がんの早期発見にマンモグラフィ検診の有用性が報告されていましたが、日本女性にはこの従来のマンモグラフィ検診が診断に適さない高濃度乳腺の方が多いことが最近の研究で問題とされています。
当院では高濃度乳腺にも高画質と低被ばくを両立させた3Dマンモグラフィと超音波診断装置を用いた乳がん検診を行っています。

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

従来のマンモグラフィ(2D)では平面的な画像しか撮影できませんでしたが、当院では3DマンモグラフィPe・ru・ru™ LaPlus(キヤノンメディカルシステムズ製)を導入し、より高精度な乳がん検診を行っています。

超音波診断装置 Xario™ Platinum Series

超音波診断装置 Xario™ Platinum Series
画像提供
キヤノンメディカルシステムズ株式会社

超音波診断は超音波を使って乳房内の検査し、医師の視触診や自己チェックでは発見が困難な病変の検出や、検出された病変の良性・悪性の診断に用いられています。
またエラストグラフィは良性病変と比較し乳がん組織が硬いことを利用することで、乳がんの検出の精度向上が報告されています。
当院では組織の硬さを映像化するエラストグラフィや腫瘤の血流を評価するドップラーを搭載した超音波診断装置Xario™ Platinum Series(キヤノンメディカルシステムズ製)を導入しました。