乳腺外科
さくら乳腺外科婦人科は、がん研有明病院の連携登録医療施設(登録No.H31-004b)です。
乳腺について気になること、たとえば乳房の痛みや違和感、乳房のしこり、引きつれ、乳頭からの分泌物などの症状がある方はお気軽にご相談下さい。
リラックスして受診しやすい環境で乳腺専門医が診察を行います。症状がない方や定期的なチェックをご希望の方の自費検診も行います。
当院では、患者様それぞれの乳がんに対するリスクを個別に評価し、リスクに応じた適切な検診・検査を行い精度の高い診断を行います。また、がん治療連携拠点病院などの基幹病院と診療連携を行い、皆様が安心して最善の治療を選択できる環境を整えています。
診療内容
初めて乳がん検査を受ける方でも、安心して検査を受けていただけるように、検査についてわかりやすくご説明をして 、お声かけをしながら検査をさせていただきます。痛みや不安があれば遠慮なくお知らせください。
※乳がん検診等での精密検査や、再検査の診断を受けた方の2次健診は行っておりません。
※当院は妊娠期・授乳期の乳腺疾患および、授乳期の乳腺炎には対応しておりません。
2Dマンモグラフィ検査
乳房専用のレントゲン検査で、セルフチェックではわかりにくい小さな腫瘤や石灰化病変などを検出することが可能です。原則として左右それぞれ、上下と斜め方向から計4回撮影します。
※ペースメーカー装着中の方・妊娠中・授乳中・乳房豊胸手術後の方(シリコン等)、脳室-腹腔内シャントのある方・前胸部CVポートのある方は検査できません。
※妊娠中または、妊娠の可能性のあるかたはお申し出ください。
3Dマンモグラフィ検査
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)は短時間に複数の撮影角度から乳房をスキャンして収集した画像を3次元的に再構築し断層像を作成することで、高濃度乳腺(デンスブレスト)などの従来の2Dマンモグラフィでは病変の検出が困難な場合でも、病変を判定しやすくなりました。
3Dマンモグラフィは高濃度乳腺や精密検査などの臨床的な適応に応じて、通常の2Dマンモグラフィにプラスして撮影を行います。
乳腺超音波検査
プローブと呼ばれる超音波を発生するセンサーで乳房をスキャンし、その反射波を画像化して、乳房内部を描出します。マンモグラフィだけでは正確な診断が困難な病変を検出することも可能です。
当院では最新のエコー機器を導入し、腫瘤の血流や硬さ判断をするためのドップラー、エラストグラフィも行います。
診療の流れ ※マンモグラフィ検査の結果説明は後日となります。
ご予約の際には、患者様のお名前・電話番号・症状をお伺いします。
ご予約のない方は混雑の状況により、当日の受診ができない場合があります。
初めて受診される方は健康保険証、紹介状、検査結果などをお持ち下さい。受付後は問診票の記入をお願いしています。妊娠中または、妊娠の可能性のあるかたはお申し出ください。
再受診される方は健康保険証(毎月初め)、診察券をお持ちください。
検査着に上半身のみお着替えをお願いします)
ロッカー室(鍵付)でマンモグラフィ検査用の前開きガウンをご用意しています。上下に分かれた服装をお勧めしていますが、ワンピースの方は検査用ズボンもありますのでご心配はありません。更衣が終わりましたら、乳腺外科専用の中待合でお待ちいただきます。
原則として左右それぞれ、上下と斜め方向から計4回撮影します(拡大撮影など追加撮影を行う場合もあります)。検査は女性放射線技師が行います。妊娠中・授乳中・卒乳後6か月以内・乳房にシリコン・ペースメーカー等の入っている方のマンモグラフィ検査は行えません。
診察室で視触診・乳腺超音波検査を行います。必要に応じて穿刺吸引細胞診や針生検を行う場合があります。
検査の結果について画像表示モニター等を用いて、わかりやすくご説明します。ご質問やご心配なことがありましたらお気軽にお話ください。
診療終了後は受付でお会計をお願いいたします。